タスクを効率よく進めるために改めようと思った3つの考え方
背景
私はタスクの進捗が遅いことに課題を感じていて、それを解決するために我流でどうにかしようとしていました。
しかし、それだと効率も悪く、なかなか根本的な解決に繋がらないことを実感していたので、他の方の知恵を借りようと本を読むことにしました。
テーマが似た本を3冊を読んだところ、仕事が遅い人の特徴で共通して挙げられているものがいくつかありました。
私自身思い当たる節があったので、今の私の考え方で改めるべきだと感じたものついてまとめてみました。
読んだ本
今回参考にさせていただいた本は以下の3冊です。
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)
- 作者: 山本憲明
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 塚本亮
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2017/01/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 古川武士
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/05/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ひとつのことに集中する
課題となる考え方
1つ目は、 複数のことを一度にこなそうという考え方 です。
私は目の前のタスクに、なかなか集中することができません。
なぜなら目の前のタスク以外のこと(調査や雑務など)もこなそうと、様々なことに気を取られてしまうからです。例えば、以下のようなことです。
- Slack に調査が必要な要件が流れてくると気を取られてしまう
- 社内で困っている内容の話を耳にすると一緒に解決しようとしてしまう
- 自分より先輩のメンバーに雑務をさせまいと常に周りを見てしまっている
具体的な解決方法
シングルタスク
集中をするには、シングルタスクを行うとよいそうです。
シングルタスクとは、 一度にひとつの作業に集中すること を指し、生産性をあげることを目的としています。
複数のタスクを一度に進めようとすると、タスク・スイッチングで空白の時間が発生してしまい、一説によると生産性を 40% も下げてしまうとのことでした。
シングルタスクに関する本も出ていたので、せひご覧ください。
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
- 作者: デボラ・ザック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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誘惑を遮断する
もうひとつは、気を取られそうな誘惑を物理的に遮断することです。
誘惑と戦おうとするとそれだけでパワーを使いますし、戦った時点で目の前のタスクに100%集中できているとは言えません。
誘惑と戦うよりも誘惑から物理的に遮断する方が効率的です。例えば、
- 目の前のタスクが終わるまで Slack を閉じる
- 集中できる音楽を聞いて、雑音を遮断する
- 他のメンバーの動きが目に入らない環境で仕事をする
といったことを習慣にすると良いかもしれないですね。
仕事の時間は有限であると意識する
課題となる考え方
2つ目は、 寝なければいくらでも時間はあるという考え方 です。
私はあまり寝なくても頑張って働ける体質(だと思っていた)なので、時間はいくらでもあると考えてしまっていました。
そのせいか明確な時間制限を設けずにタスクに取り組んでしまい、結果的にだらだらとタスクに取り組んでいました。
具体的な解決方法
制限時間を設けてタスクに取り組む
時間制限を設けてタスクに取り組むことで、半ば強制的に集中を余儀なくされます。
時間の強制力をうまく活用して、瞬発力を引き出すことが大切です。
プライベートを充実させる
プライベートな時間にやりたいことがあれば、定時までに仕事を終わらせようという力がはたらきます。
プライベートが充実していればいるほど、その力も大きくなります。
まずは没頭できる趣味などを見つけることが良いのかもしれませんね!
体と脳のコンディションを意識する
課題となる考え方
3つ目は、 体や脳のコンディションが悪くても、気合いと体力でカバーするという考え方 です。
睡眠時間が少ないと、頭の中に霧が張っているような感覚になって集中ができないとわかっているのに、それは甘えだと長時間労働でカバーしていました。
これだといつまでたっても、タスクを効率よくこなせないですよね。負のスパイラルです。
具体的な解決方法
脳の性質に合わせて取り組むタスクを変える
人間は朝起きてから2, 3時間あたりでもっとも効率的に脳が動くようなので、その時間帯に合わせて重要な課題やクリエイティブな仕事に取り組むと良いそうです。
逆に夜は脳も体も疲れ切っているので、単純作業をするのに適しているとのことでした。
脳の性質に合わせて取り組むタスクを変えると効率的に仕事が進められそうですね。
戦略的に睡眠をとる
遅く起床してしまい、もっとも効率的に脳が動くタイミングが、お昼ご飯の時間と重なってしまっては勿体無いですよね。
何時に就寝すれば良いかを逆算する必要があります。
また人間は基本的に睡眠時間が6時間未満になると、意志力が低下し、誘惑に負ける可能性を高めてしまうそうです。
つまり、効率よくタスクをこなすには、戦略的に睡眠をとるべきだということでした。
まとめ
上記の3つに共通するのは、 仕組みを作って頑張らずに課題を解決する というアプローチの仕方ではないでしょうか。
私はこれまでの人生、多くの課題を根性で乗り切ってきたので、根本的に考え方を変える良いきっかけになりました。
もし私と同じようなことで悩んでいる方がいましたら、今回紹介した3冊の本を読んでみてください。
私と同様に今までの悩みや問題が解決できるきっかけになるかもしれません。